埼玉県上尾市の 上尾胃腸科外科医院

上尾胃腸科外科医院

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消化器症状

≪消化器内科≫

吐き気・胃痛・胃もたれ・胸やけ・腹部膨満感・下痢・便秘・下血など

胃もたれ

胃の運動異常のため、食べ物などが胃の中に残ってしまうことによる症状です。
胃がん・胃潰瘍・機能性胃腸症・胃食道逆流症・慢性胃炎などの他に、精神的要素や不規則な食生活などさまざまな可能性が考えられます。
食生活の改善で軽快する場合もありますが、胃の運動を調整する内服薬が必要な場合もあります。
内視鏡検査や腹部超音波検査などを行い、悪性疾患が隠れていないかどうか確認することが大切です。

むねやけ

胃酸が胃から食道へ逆流したときに起こる症状です。
みぞおちから胸部・背部への上がってくるような灼熱感です。
胃酸分泌過多・胃の入口部のゆるみなどによって起こることが多いので、胃酸分泌を抑えるような内服薬を処方することがあります。
過食・過飲・喫煙・就寝直前の食事摂取・肥満などの改善が必要です。
内視鏡検査で食道粘膜の「ただれ」などがみられると逆流性食道炎と診断されますが、「ただれ」のない非びらん性胃食道逆流症というものもあります。
逆流性食道炎は4〜8週間の内服治療が必要になります。

げっぷ

胃にたまった空気が食道を通って逆流し、口から出る現象です。
炭酸飲料接種・早食い・食べ過ぎ・ストレスによる空気嚥下などによることが多いです。
げっぷで出てくる空気はご自身で飲み込んでいる空気です。
胃の入口部のゆるみがあるとげっぷも出やすくなります。
過食・過飲・喫煙・肥満などの改善が必要ですが、胃腸機能調整薬や消泡剤等を処方することがあります。

嘔気・嘔吐

脳腫瘍・脳圧亢進
消化器疾患(胃がん・胃潰瘍・感染性胃腸炎・胆石症・腹膜炎・虫垂炎など)・腫瘍などによる消化管の閉塞
薬物性・代謝性(糖尿病によるもの・電解質異常など)・内耳性・婦人科疾患
神経症・抑うつ状態・乗り物酔いなどといったさまざまな原因の可能性があります。
安静で治るものから、内服薬による治療が必要なもの・点滴や絶飲食が必要なもの・手術などの治療が必要なものまでさまざまです。
嘔気・嘔吐以外の症状や、過去の病気の既往などを医師に伝えていただいた上で診断を受けることが大切で、診察によって必要な検査の種類も変わってきます。

便秘

健常者の排便回数は1日1回〜週1回くらいとされています。
排便は必ずしも毎日なくても大丈夫です。
回数に関係なく、いきみや不快感・残便感などの不満感がある場合は便秘と考えます。
便秘の原因はさまざまですが、加齢や運動不足・排便の我慢を繰り返すことなどが原因として多いようです。
大腸癌などが隠れている場合もありますので大腸内視鏡検査をお勧めする場合もあります。
1日1回の排便にこだわって刺激性の下剤を連用する方がいらっしゃいます。
刺激性の下剤で症状の改善が期待できますが、連用により習慣性・依存性となる可能性があります。
最近は便秘に対する依存性の少ない薬剤が増えてきています。
また、摂取した方が良い食材や取り過ぎてはいけない食材もあります。
便秘でお悩みの方は是非ご相談にいらしてください。

下痢

3週間以上続く慢性下痢と、それ以下の急性下痢があります。
細菌感染や細菌毒素によるもの・過敏性腸症候群や甲状腺機能亢進などによるもの・慢性膵炎などの吸収不良状態など原因はさまざまで、治療方法も異なります。
下痢止めを使うことにより治癒が遅くなる場合がありますので、使用には注意が必要です。
大腸癌などが原因の場合もありますので、診察の結果によっては大腸内視鏡検査をお勧めする場合もあります。

6週間以上下痢が続く場合には、過敏性腸症候群の可能性があります。
過敏性腸症候群はストレスによる症状増悪があり、特に出勤や登校途中の交通機関などで症状が増悪するものがあります。大勢の人前や改まった場所などでも増悪することがあり、単なる緊張や「気のせい」として軽んじられてしまうこともあります。下痢でお悩みのかたは是非ご相談にいらしてください。

子供・学生の腹痛

腹痛を訴えるお子さまや学生さんも外来にはよくいらっしゃいます。原因として多いのは排便異常に伴う腹痛です。他には急性胃腸炎(感染性含む)・急性虫垂炎・腸閉塞などがありますが、原因が腹部にない場合もあります。例えば、風邪や扁桃腺炎・喘息発作などでも腹痛を訴えることもあります。

便秘症

排便が1週間に2回以下の場合には便秘症の可能性があります。排便に時間がかかったり、便が固くて出しにくくなることがあります。この場合には肛門に傷ができて出血したり、排便時にお尻の痛みを訴える事もあります。腹部の触診で固い便を触れることもあります。

下痢症

下痢になる原因は感染性胃腸炎のことが多いです。ウイルス性のことが多いですが、食中毒等の細菌性のこともあります。多くの場合は問診で診断しますので、検査は必須ではありません。学校や幼稚園などの流行状況は診断に有用です。ウイルス性胃腸炎の場合は有効な薬剤はないので対症療法となります。細菌性胃腸炎も対症療法を行う事が多いですが、状況に応じて抗生物質を使う場合があります。

過敏性腸症候群

思春期である中学生・高校生・大学生の方の下痢では過敏性腸症候群の可能性もあります。緊張・不安などの精神的ストレスや、過労・睡眠不足・不規則な生活といった身体的ストレスにより腸の動きがおかしくなり便秘や下痢といった症状を引き起こすといわれています。大腸内視鏡検査をしても異常は認められないことが多いです。食事・運動・薬物療法により症状の改善を目指します。

炎症性腸疾患

下血を伴う下痢の場合には潰瘍性大腸炎やクローン病といった炎症性腸疾患も考えられます。何らかの免疫異常が原因と考えられています。大腸内視鏡検査を行い診断を確定します。内服薬(5-ASA製剤)で症状の改善を目指しますが、炎症が強い場合にはステロイド剤の併用や内服以外の治療が必要になる場合もあります。

急性虫垂炎

10歳以上の方に多いです。最初は胃の辺りに痛みがあり、時間がたつにつれて痛みの場所が右下に移動します。発熱を伴うこともあります。軽い症状の場合には抗生物質の内服で落ち着くことが多いですが、症状が強い場合には外科的治療が必要になることもあります。